絢爛舞踏祭というゲーム

見詰め合う二人

 
いくつかのサイトで絢爛舞踏祭がツマラン、
というものをいくつか見かけた。
 
その理由は、

・何をしていいのか分からん。
・キャラの頭が悪い。行動が変。
・戦闘が訳分からん。

というのが大半であった。
まあ、世間一般からしてみれば当然の反応かな。
というのが私の感想。
ただ言わしてもらうと、
 
・何していいか分からん。
何を言っているんだ?
最初に100年の平和をもたらす。
といっているじゃないか。
どうやってもたらしたらいいか分からん。
当たり前、それを探るゲームだ。
今までの世界の平和をもたらすゲームだと、機械側(製作者側)が、村人A、長老A、仲間Aといったキャラの口を借りて、プレーヤーを導いてきた。
プレーヤーはそれに従っていればいい。
ようするに、自分でキャラを操っているようで、実際は機械の指示にしたがって動いているだけである。
私はこういったゲームを、表現方法の違う小説、漫画だと思っている。
ページをめくるかわりに、コントローラーでキャラを操り、文字を読むかわりに画面を見る。
もっと悪い言い方をすると、機械に操られている。
だから、そのゲームの世界を救う方法は何人やろうと同じ方法でケリがつく。
悪、敵を倒してハッピーエンドがほとんどだろう。
だが、このゲームにはそれがない。
つまり、自分たちで何度も繰り返し、その方法を探さなくてはならないのだ。
これを製作者側の無責任だという人もいた。
だから
これはこういうゲームだ。
将棋やチェスなどで相手に勝つ方法は人それぞれ手順があり、相手もまたそれに合せて手順を変えてくる。
これも、そういうゲームの一種。
千差万別の方法で100年の平和を築くのだ。
面白いのが、
オープニングで、OVERS・SYSTEMが、「いくつものゲームの世界で平和をもたらしてきたあなたの力で」(うろ覚え)と今までのゲームで培ってきた知識を生かせといってきている。
簡単にいえば、火の魔物には水、氷の魔法が効く、といった常識となったルールみたいな知識を生かせといってきている。
確かに最近RPGで氷の敵が出てくると、普通に火の魔法を使ってたりする。
つまりそういった知識、知恵のことである。
それに対し、このゲームの敵はちゃんと対抗策を練ってきている。
敵の仲間であるBLが仲間になる前に「あなたはいくつもの世界をその武力で救ってきた。でも、今度の敵は武力じゃない。経済が敵……」(うろ覚え)といったこと言ってきている。
つまり単純なパラメータ上げだけじゃダメだよ。と言ってきているのである。
実際、パラメータなんて簡単に上がる。
しかし、あがったところで何がどうなるわけではないのだ。
簡単に敵が倒せるようになった。
だから何?という感じで、本当に世界の平和につながっているのか分からなくなっている。
実際つながってない可能性の方が高いような気がする。
なにしろ都市船間の輸送船を襲った結果、輸送先の都市船で大量の餓死者が出ていたりする。
ようするに単純に強いだけじゃダメなのである。
というか、今までのゲームでは単純に強いだけ(LVが高い)で平和をもたらすことができていたが、今回はそれに対して、敵(製作者側)が手をうってきているのである。
今までのゲームは
戦略は機械が用意し、戦術はプレーヤーが担当。
機械が指示した戦場で、方法はプレーヤー任せで、とにかく勝てばいい。
今回は
戦略も戦術もプレーヤー。(まあパイロットプレイだと戦略は艦長他が決めてますが。ただその方法が正しいか判断できない。間違っているあるいは遠回りの可能性が高い)
だから、これは形の変った将棋やチェスの一種である。
単純に今までのゲームと同じ、つまり機械のいうとおりにキャラを動かすだけのゲームと思ってしまってはダメなのである。
そのことに気付くかどうかで、そのゲームの面白さが分かれると思う。
また、気付いたとしても、はたしてついていけるかどうか?でも、分かれそうです。
私?
私は将棋のチェスも嫌いです。
だからこういったゲームは苦手です。
だから、100年の平和?( ゜∀゜)ナニソレ?
で、日々楽に過ごすことを目指しています。
 

・キャラの頭が悪い。行動が変。
今までのゲームだって十分変だろ?
村の入り口で「○○村へようこそ!」と何度話しかけても同じ台詞しか言わない村娘A。
考えてみれば、十分頭悪いし、十分変だろ?
それに対して、このゲームは変な行動第一位のヤガミは、別部署に異動させれば、倒れなくなるし、アイテムを与えれば倒れにくくなる。
他のゲームで村娘Aに「○○村へようこそ!」としゃべらせる以外の行動をとらせることができるか?
このゲームにも制限はあるがある程度プレーヤーの思惑通りに動かせる。
それで十分じゃないのか?
製作者側の手抜きをプレーヤーに尻拭いさせるのか?
という意見もありましたね。
ようするに、ヤガミを倒れなくするにはプレーヤーがあれこれちょっかいださなくちゃいけない、ということを指摘している。
ヤガミの部署の倒れぶりは確かに変です。
別人に変えてもその部署の人は倒れますから。
ただ手抜きに関しては、正直失笑しました。
「○○村へようこそ!」としかしゃべらない村娘Aは、どうなんだと。
だってAI搭載ゲームだろ?学ばないのは変だろ?
ということなんでしょうが、今の段階では多分としか言えませんが、
ちゃんと学ぶ時間を与えれば覚えるんじゃないかと。
……倒れ続けたらどうしよう……
  
・戦闘が訳分からん。
これは慣れだが、見た目にだまされている人が多い。
という私もそうなのだが、公式HPの掲示板で、「三角形の頂点を合せるように」というのがあった。
戦闘画面を良く見ると、三角形の頂点の一つに、船あるいは魚雷・機雷の絵があると思う。それが敵の位置である。
のこり二つの頂点は、速度と深さ、機動のどれか表している、と思えばいい。
要するに自分の三角の頂点のどれか一つを、その絵のある頂点に合せるように動けばいいのである。
その頂点の間が二つ以上開いてなければ魚雷を撃てば、1、2ターン後に敵に向かって行ってくれる。無理して三角を合せようとしなくていいのである。
ただし、シールド突撃や剣鈴を使いたい場合は別でだが。
ただ戦闘が簡単すぎてダメ、という人もいた。
こればっかりはどうしようもないかな。
 
まあいろいろ書いてきたが、なぜこんな話になったかというと、
 
面白いことがなかったんですよ。
 
長い時間やったわりには。

 
 
まあでもスイトピーと恋人にはなりましたよ。
二人で会話すると音楽が変るんですよ。
頬も赤く染めるし。
いいですね。カワイイです。
噂の昼寝もできましたよ。
 

 
何が、なぜか、なんですか?
 

 
そして何が不満だ13歳。